三国志NET KMY Version Documentation
武将の役割分担

概要

武将は、自身の持っている武力・知力・統率・人望といった能力や、君主・軍師といった役職によって、チームプレイにおける役割分担を行います。
ただし、このページに書かれていることはあくまで一般的なものであって、例外的なプレイをされる方も何人かおられます。

能力による分類

主な能力振り分けの例

多くの人は、全項目に平均的に振り分けるのではなく、特定の能力を 100 としそうでないほうを 5 にするなど、極端な振り分けを好みます。

武力 知力 統率 人望
武官 100 5 90 5
武官 90 5 100 5
文官(仁官兼務) 5 100 5 90
文官(戦争参加) 5 100 90 5
文官(防御重視) 60 100 35 5
仁官(文官兼務) 5 90 5 100

武官

武力と統率が高いのが特徴です。高い武力と多くの兵により、戦争の時に活躍します。
反面、長時間ゲームをやることが求められる場合があります。時間に余裕がある人におすすめです。

  • 時間がなくても理由がありあえて武官を選ぶ人もいます。仕官するときに理由を説明するのが無難でしょう
  • 時間がある、の定義は人によってまちまちです。一日中やる人もいますが、とりあえず2~3時間くらいできれば十分能力を活かせると思います
状態 やること 存在感
登録直後 能力強化・武力or統率、3〜6ターンに1回政策開発
平時 都市施設、政策開発、能力強化 そこまで高くない
戦時 戦争、守備 非常に高い

文官

知力が高いのが特徴です。内政はもちろん、強さは武官に劣りますが戦争に参加したりすることができます。
平時の内政が、戦争の時に大きな影響を及ぼすことがあります。特に技術と城壁は大きいです。あまり時間のない人は文官もつとまりますが、しっかり内政しましょう。

状態 やること 存在感
登録直後 指令(地図の上)があればそれに従う
都市の農業商業が低い場合:農業開発と商業発展を交互に
ある程度開発されている場合:技術発展と城壁強化
平時 農業、商業、技術、城壁、施設、政策など 非常に高い
戦時 守備、戦争 高い

仁官

人望が高いのが特徴です。やることは基本的にはたった2つ、米施しと能力強化だけです。(人不足の場合はそれ以外の仕事ももちろんあります)時間のない人におすすめです。
やることはシンプルですが、非常に重要な役割です。詳しくは後述します。

ただし、KMYでは政務官の関係もあり、最序盤と終盤でしか必要とされないことが多いです。義勇兵など人望依存の兵種を雇うことにより、戦闘または守備に参加することがあります。

国にはいてもいなくてもいいし、1人いたら十分すぎるほどです。序盤の内政がスムーズに進む以外には特にメリットがないです。

状態 やること 存在感
登録直後 能力強化・人望、6ターンに1回米施し
平時 米施し、能力強化 低い
戦時 米施し、緊急米施し 非常に高い

戦時における分類

戦争の時、誰がどの役割を担うかは、君主や軍師、時には一般武将でも指揮官クラスの武将によって指示がされることがあります。
指示がない場合、武将能力に応じて、各自で役割を考えることも多いです。初心者でよくわからない場合は聞いてみましょう。

以下に挙げるものは、すべてゲームシステムに存在する役職名ではなく、こちらで説明のために便宜的につけた名前であり、三国志NETにおいてあまり一般的な呼称ではありません。あらかじめご了承ください。

名前 主な役割 必要能力 コマンド
指揮官 作戦立案と指揮。戦闘員と兼務することが多い 多くの場合戦闘員に同じ
戦闘員 他国へ攻め込む 武力(知力)・統率 徴兵・戦争・出兵ループ
非戦闘員 防御、たまに攻め込む 攻め込む場合は統率 徴兵・守備ループ・戦争
部隊長 部隊を集合する 集合
米撒き 民忠を維持する。政務官での代用が多い 人望 緊急米施し

指揮官

戦争の流れを読み、作戦や行動を指揮する人です。他の武将は、指示に従って行動します。
多くは君主・軍師がおこないますが、一般でも、ONの多く、かつ指揮の上手な人がとることがあります。誰がやるかは、その時の雰囲気で決まることが多く、リーダーシップのある人によく合っています。はっきりした指揮官がおらず自由行動だったり、その場でみんなで作戦を話し合う国も多いです。
指揮官は多くの場合、豊富な経験または知略と、長時間ONすることが求められます。また、自身も武官または文官として戦争に参加します。

戦闘員

自分から積極的に他都市に攻め込みます。主に武官や、一部の特に統率高めの文官がなります。
状況に応じて攻める都市も変わるため、長時間のONが要求されることも多いです。しかし、国にとっては非常にありたがられる存在になります。戦闘員の数で戦争の有利・不利が決まるといっても過言ではありません。
ONが少なくても、出兵ループといって、徴兵と戦争を繰り返すコマンドを入れたまま放置することも、ONする人のように臨機応変に対応できるわけではありませんが、求められる場合もあります。(大抵は不在時のピンチに備えて守備を選びます)

非戦闘員(守備要員)

自国の拠点都市を防衛します。主にONの少ない文官、武官でもその時用事などで忙しかったりする人が務めることがあります。
基本的には、守備ループを行います。徴兵と守備を繰り返すコマンド入力したまま放置します。人によっては、必要に応じてちょくちょく城壁強化、技術開発を行うこともあります。
一斉といって、特定の時間帯だけ出兵ループするよう指示されることがあります。その場合は銭湯に参加します。
地味ですが、守備は戦闘員が後方を気にせず戦争をするために重要になることも多いので、忙しくても忘れずに行いましょう。

部隊長

部隊を作って集合します。ALL集合といって、コマンドリストを集合コマンドで埋め尽くすことが多いですが、人数によっては必要な時だけ集合、3ターンに1回のみ集合ということもあります。
戦争に参加する人数も都市数も少ない場合、部隊長のいない戦争も多いです。
政務庁で部隊長を雇用することにより代用することもできます。

  • 前線部隊:戦争の前線都市に集合。ONが求められる場合がある。1日に何度もONできるがそれぞれの時間が短い人、といった感じで戦闘員と区別する
  • 徴兵部隊:徴兵専用の都市に集合。ONはあまり求められない

米撒き、仁官

武官や文官が徴兵すると、都市の民忠が下がります。民忠や、それに連動して減る農民が減りすぎると、新しく徴兵できなくなり、戦争において非常に不利な状態になります。この状況は、仁官でないと解決できません。ひたすら米施し/緊急米施しを行います。
部隊がある場合は、部隊に乗ることが多いです。その時の指示に従います。
なお、人間の仁官がいなくても政務庁で代わりの仁官を調達可能ですが、人数の多い戦争では政務庁だけでは足りなくなってきます。確保につとめましょう。

役職による分類

君主

国を建国した人がなります。基本的に君主は交代不可能です。
場合によっては、君主自身が同盟戦争といった外交方針を決めることが多く、人の少ない国では君主のワンマンになることも多いです。そのため、それなりの経験がある人、かつONできない日が出るほど忙しくはない人が君主を務めるのが望ましいでしょう。
対外との外交だけでなく、国民の意見を聞き、取りまとめるのも君主の重要な役割です。軍師や大将軍なども任命しましょう。

また、政策の採用や、国庫、政務官など一部のコマンドを実行できるのも君主だけです。

軍師

交代できること以外は、ほぼ君主と同じです。

大将軍

大将軍は、指令が書き換えられる以外にできることはほぼなく、ほとんど一般と同じ扱いです。ただ、戦争時に常に補正がつくので、戦闘員の中でも能力の高い人を任命するといった使い方ができます。あとは、指令を変更できるのを活かして、君主軍師以外から指揮官が出た場合は任命すると便利でしょう。

一般

平時は自分の能力にあった仕事をやります。君主、軍師、指揮官の指示に従うことを求められる場合もありますので、こまめに国宛を確認しましょう。
戦時は、指揮官の指示に従って行動します。米撒き、部隊長以外は、自分の裁量で行動できることもあります。

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